『ソラ…ソラ、ソラとヤりたい…』 俺の体を暖かい体温が包む。 触れ合う肌が気持ちいい、ずっとこうしてたいよ… 「ン…リクぅ…リク…」 なんだか体が熱くなってきて甘い疼きが下半身に集中していく。 何だよこれ…怖いよ…リク…助けて… 初めて味わう変な感覚はやがて震える程の快感を伴って脳を覚醒させていった。 童貞☆パラダイス 〜■e盛りの君達へ〜 「ソラ、ソラ!起きろよ!遅刻するぞ!」 「っ!…アっ…り、リク?!」 目を開けると制服に着替えたいつもの愛しい恋人リクの姿があった。 眉間にしわ寄せてかなり急いでるみたいだ。 「今…何時だよ?」 「もう6時半だ!早く着替えろよ!」 島から学校までは船に乗って二時間はかかる。 今日は気持ちいい夢を見ていたからうっかり寝すぎてしまったらしい。 慌てて飛び起きると下半身に気持ち悪い違和感を感じた。 何か湿った様な生温いような。 まさか…俺っ…!! 「リクっ!着替えるんだから出てってくれよ!」 これがウワサに聞いていた夢精ってやつ!! こんなのリクに知られたら恥ずかしくて俺死んじゃうって!! 「なっ!!何だよソラ!!どうした?!今まで平気で目の前で着替えてたじゃないか!」 凄い形相で困惑するリクを部屋から追い出して急いで下着ごと着替えた。 初めて大人の扉を開けてしまった気恥ずかしさと後ろめたさで幼馴染み件恋人のリクの顔がまともに見れない。 恋人同士と言ってもまだキスもした事ない清い関係のリクにはとてもこんな相談出来なくて、一人で焦っていたら気付いたらリクの話なんか上の空で聞いていた。 「ソラ!聞いてるのか?なんか今日のソラ変だぞ?!」 「え?ご、ごめんリク…」 そんな俺の態度に不機嫌になるリク。 慌てて機嫌取ろうとしたら今度はリクが怖い顔して俺の話なんか聞こうとしない。 少し大人になった朝はリクとの喧嘩で苦い思い出になりそうだった。 遅刻ギリギリで教室に駆け込むとリクは無駄に大きな音を立てて鞄を机の上に置く。 やっぱり機嫌悪そうだ、仕方ないから最近たまに話す様になったクラスメイトのネクのとこに行った。 「ネク、おはよ…」 「ああ、おはよう。なんか元気ないな?」 俺の顔色を察したネクが心配そうに理由を聞いてくる。 リクと朝から気まずいって話をしてたら先生が入って来た。 後で続きを話す約束して急いで席に戻ると相変わらず隣のリクは不機嫌そうだった。 一時間目が始まるとネクの恋人が堂々と遅刻して教室に入って来た。 そっと後ろの二人の席を見ると仲良さそうに話してる。 いいよな、あの二人はなんか一線超えたような深いものを感じる。 どこまでの関係なんだろう、後で聞いてみよう。 「僕とネク君?フフ、そんな事言ってもいいかい?ネク君。」 「ばっ///やめろって!ちょっ…おいっ!」 昼休みの屋上、二人のランチタイムにお邪魔してみたけど、本当に俺お邪魔みたいだった。 ヨシュアがネクに凄く自然にキスしようとしてる。 それを手慣れた感じでかわすネク、本当に恋人同士って感じで何だか羨ましい。 きっと俺とリクには無いような大人の絆があるんだろうな。 「なぁ、二人はやっぱり…えっと…エロい事とか、してるのか?」 言ったそばから何だかとんでもないこと想像して自分が急に恥ずかしくなってしまう。 俺何聞いてるんだろ!うわぁ!ネクがすっげー困ってるじゃないか!! 「当たり前でしょ、ね?ネク君。付き合ったその日から大人の関係だよ。あの時のネク君ったら、」 「なっ何言ってんだよ!やめろっ///!」 照れながら怒るネクに当たり前のように話すヨシュア、俺から見たらラブラブで幸せいっぱいって感じだ。 もうこれ以上ここに居たら俺邪魔だよな。 ヨシュアがネクの体に絡み始めた頃気を利かせておいとました。 そろそろ戻らないとリクの機嫌余計に悪くなりそうだし。 教室へ戻る途中にパンと牛乳買おうとしたら財布が無いことに気が付いた。 さっき屋上に忘れたんだろうか、急いで階段駆け上がって屋上の扉を開きかけたその時俺の目に見たこともない光景が飛び込んで来た。 「っ///!!」 びっくりして大声上げそうになる口を慌てて両手で押さえた。 屋上のコンクリートの上で抱き合う二人。 下半身裸のネクにズボンずり落ち気味のヨシュアが乗っかって腰振ってる。 「あっ…んっ…」 「ネクくん、気持ちいい?」 なんか女の子みたいな声出してるネク、顔なんか真っ赤で今にも泣き出しそうだけどたまに気持ち良さそうに頷いてる。 何だこれっ!!こっ…これが大人の関係っ?! 俺とリク、こんな事するのかっ?! その衝撃的な光景に釘付けになっていたら次第に下半身がむずむずした。 体も何だか熱くて変な感じがして気になる下半身を触ってみると、固く立ち上がってて余計にむずむずが増した。 今朝みたいな経験したことのない気持ち良さを感じる、今ネクもこんな感覚なのかな。 股間から手を離せずにドキドキしながら見ていると不意にこっちを見たヨシュアと目が合った。 心臓が一瞬大きく跳ね上がって体が硬直する。 ヨシュアはそんな俺に不敵に笑って見せるとネクに激しいキスをした。 ネクもそれに答えるようにヨシュアの首に腕回してる。 信じられない事してるけど俺には二人の周りに幸せなピンク色のハートが沢山あるように見えた。 何だか急に凄く寂しくて泣き出しそうになった俺は、慌てて階段を駆け降りて行った。 「ハァ…ん、あっ…よしゅ、あ?」 僕が覗き見していた可愛らしい童貞君に笑顔を送っていたらネク君の気が散ってしまったらしい。 「ん、何でもないよ…ネク君」 「こっち、見ろって…よしゅあ、あっ!」 可愛いネク君は最中は構って欲しいばかりだね。 いい加減僕も浮気やめてネク君一筋ってのもいいかも、やっぱり君が一番好きだよ。 そんな思いを込めてネク君のイイところを激しく攻めてあげたら体を仰け反らせてネク君がよがる。 「は、あっ…」 太陽に照らされたネク君の肌は白く透き通って見えてとても綺麗。 僕が浮気性な所為で最初は嫌がってたこんな青姦も今では素直に許してくれる。 言う事聞かなきゃ他の誰かに僕が取られるなんて思ってるみたい。 これはこれで都合がいいから暫くはネク君が一番な事は伏せておこう。 可愛くて大事なネク君に愛を一杯込めてキスしながら腰振ってたらまもなく限界が訪れる。 ついでにネク君のも手コキしてあげながら二人でイけるように頑張ってみた。 「う、あ…イきそ…っ!」 「うん、ネク君イクよっ…」 いつもは一人で勝手にイって中出しするから僕の気まぐれな優しさにネク君も蕩けそうな顔してる。 中出ししながらさっきの童貞君の真っ赤になった顔思い出す僕はやっぱり浮気者だな、なんて考えていた。 普通大好き同士だったらあんな事するのかな、リクは、俺に何もしてくれない。 教室に戻るとリクが仏頂面で寂しそうに弁当食べてた。 「リク、ごめん。ネク達のとこ行ってたんだ。」 「そうか、節介ならもっと居れば良かったじゃないか。三人で何話してたか知らないけど俺といるより楽しいんじゃないのか?」 「そんな事ないよ、リク、いい加減機嫌直せって!」 「三人で何話してたんだよ」 面白くなさそうにリクが言う。 気になるのかな、そんなリクがちょっと嬉しいけど話の内容思い出したら一緒にあの光景まで蘇ってきて、顔が熱くなって変な汗出てきた。 「なっ…何でもないっ!!大したことじゃないって!!」 そんな俺の様子を怪訝な顔してじっと見つめるリク。 ヤバいなんか怒ってる!でも言えるわけないよあんな事! 「俺に言えない事してたのか?」 リクに問い詰められて困っているとどこからともなくヨシュアがやって来た。 「ソラ君これ忘れ物。フフ、さっきのソラ君可愛かったよ」 ヨシュアが耳元でゾクゾクするような声でそんな事言うからまた汗出てきたし。 俺に財布を渡すとヨシュアはどこかへ去っていった。 ネクの姿が見えないのがやたら生々しい。 「今の何だよ?!」 「へ?!えっと、普通に三人で…遊んでて…」 なんか俺悪いことしてないのにリクに嘘ついてるみたいだ、リクが尋問するみたいに言うからこんな後ろめたい気持ちになるんだ。 二人の間に変な溝が出来てく、こんなの初めてだ。 大体リクが、リクが普通すぎるから…。 そもそも今朝の出来事とあの二人の衝撃の現場見なければこんな気持ちになること無かったけどなんか寂しく感じてしまう。 「ソラ今朝から変だ、俺に何隠してるんだよ!」 「だって、リクが…リクになんか俺の気持ち分からないよっ!もういいっ!」 「なっ!!そっ、ソラ?!」 勝手に機嫌悪くして変な誤解して俺悪くないのに何か変な嘘付いてもう訳分からないよ。 苛々が募って爆発しそうになった俺はムカつくリクを残して一人で学食へ向かった。 落ち着け、落ち着くんだ俺。 朝から何故かソラに避けられている、理由は分からない。 それはまあ置いておくとしてさっきのは何なんだ?! あのちょっと前に転校してきた桐生って奴、あいつに耳打ちされてソラの奴顔真っ赤になってたじゃないか。 あの転校生何だか色んな奴にモテていい噂聞かないけどまさか俺のソラに毒牙が?! 今まで手塩にかけて大切にしてきた俺のソラが他人に奪われるなんて考えたくもない。 せめてソラの下半身が大人の機能を果たす時まで待つつもりでいたけどそういつまでも紳士ぶっていられないって事だ。 そろそろ俺の童貞を卒業すると共にソラと一緒に大人の階段を上った方がいいんだろうか。 取り合えず今日の帰りにでも避けられている理由を聞いて仲直りしよう。 その後は俺んちに連れ込んで強行突破…!! 授業中にそんな妄想をしていたらうっかり股間が熱くなってしまった。 もうこんな妄想毎日しまくっているはずなのに、今夜なんて決めたから持て余してた熱が一気に高ぶってしまったらしい。 「先生、具合が悪いので保健室行ってきます。」 腹痛いふりして前かがみになりながら席を立つと隣の席のソラが「大丈夫か?」なんて声を掛けてきた。 お前の事となると俺は何時も大丈夫だった試しがないんだよ。 そんな事を考えながら教室を出てトイレにダッシュしている俺は我ながら本当にへタレだと思った。 続く