「えっと、その///ベッドにしますか? 「や、やめろっ…痛っ!」 「いい加減諦めて下さい、大人しく犯された方が楽に事が済みますよ」 両手捕まれて身動きが全く取れなくても尚も抵抗の意志を示し続けた。 「変態っ!キモいんだよお前っ!」 涙声でこんな事言ってもむなしいだけだけど黙って悔し涙浮かべてるよりましだ。 ヨシュアも何度かこんな思いしたんだろうか、あの笑顔の裏には多大な犠牲や苦労が有るのかもしれない。 何でこんな時にヨシュアの事思い出すんだろう、やっぱりファーストキスの威力って凄いんだな。 不安な慣れない環境で優しくしてくれたヨシュアを思い出すと今度は心細くてまた涙腺が緩んだ。 すると突然大きな音と共に今一番聞きたかった声が部屋に響き渡る。 俺もこの変態もびっくりして急に体が固まった。 「ちょっと!!メグミ君?!」 っ?!ヨシュア?! 防犯の為に個室に鍵を掛けていないお陰でドアはいとも簡単に開け放たれた。 よ、ヨシュア!!マジでありえないってこの展開!!けど、助かった.... 「コンポーザー!貴方が乗り込んでくるなんて計算外です。」 「僕も君がこんな事するなんて計算外だよ。失望したよメグミ君。」 二人に何があったのかは知らないけれどヨシュアは相当怒っている様子だ。 静かにキレるヨシュアとそれでも二ヤついている変態。 俺は涙浮かべて四つん這いにされてるのになんか空気的にすまない感じがするのは何でだろう。 「ネク君から離れてよ!」 「ああ、コンポーザー!貴方はそんなにこの彼が大切なのですか?」 こいつも懲りないな、こんなに怒られているのに飄々としてる...俺席外した方がいいのかな。 「そういう意味じゃないよ!!僕にあんな事しておいてっ!!とにかくもう二度と来ないでくれる?今日から出入り禁止にさせてもらうよ。」 ヨシュアにそう言われても尚こいつは薄笑いを浮かべながら服を着替えていた。 去り際に俺に小さな声で「あきらめませんよ」と言った薄気味悪い声が耳について離れない。 「ネク君大丈夫かい?僕の所為なんだ、悪かったよ...」 ヨシュアがすまなそうに俺に駆け寄ってくる。 事情がよく分からないけど悪いのは確実にヨシュアでは無い事はなんとなくだけど分かった。 「もしかしてもう犯られちゃった、とか?」 「だ、大丈夫!!お前が来てくれたから助かった。大分危なかったけど....」 取り敢えず貞操は死守出来て良かった、最後までやられてたら俺もう死んでたかもしれない!! 「前にも何度かあったんだ、こういう事。彼が僕の同僚に嫉妬して、その度に皆辞めてったよ。」 淡々と語るヨシュアの目は凄く寂しそうだった。 確かに辞めたくなるよな、こんなの。 それともさっきみたいに金の交渉に応じたのかな。 「ネク君もやっぱり辞めるのかい?」 諦めた様にヨシュアが言う。 同い年の俺にあんなに良くしてくれたのも友達が居なかったからなのかな... 俺も友達居ないから良く分かるけど折角会えた似た境遇の同じ年、正直凄く嬉しかったし心強かった。 「俺は辞めないよ、それこそあいつの思うツボだろ?それにまだ借金あるしな。」 「でも、続けられるの?あんな事あってトラウマにならないのかい?」 「大丈夫だよ、お前だって立派に働いてるし。なんかあったら相談に乗ってくれるんだろ?」 涙をぬぐいながら何とか笑顔を作るとつられた様にヨシュアもフッと微笑んだ。 「フフフ、流石ネク君、頑張ってね。NO.1の座は譲れないけど。」 「NO.2くらいにはなれるといいけどな。」 するとヨシュアは急に黙ってじっと俺の顔を見詰めてきた。 え、俺の顔なんかついてんのか? 「これは僕からの応援だよ」 自分の顔に気を取られていると不意打ちでヨシュアの顔が近付いて焦る間も無く唇を塞がれた。 「っ!!....ぅ...」 やっぱり舌まで入ってきて口の中を掻き回すから、取り敢えずそれに合わせて俺も舌を絡ませてみた。 口の中の舌の絡む音が直接脳に響いて心地いい音楽に変わる。 優しくて熱っぽいヨシュアのキスは直ぐに俺の心の傷を癒していった。 「はぁ...う///」 キスが終わって目が合うと恥かしくて一気に顔が熱くなっていった。 「...ネク君」 聞こえるか聞こえないかくらい小さな声でヨシュアは俺の名前を呼ぶと、ゆっくり俺をベッドに押し倒しながら今度は首筋にキスを落とされる。 え、ちょっ///何だこれ!!!何する気なんだこいつ///?! 「よっ...ヨシュア?!」 ヨシュアはチュッっと音を立てながら俺の胸にもキスをする。 くすぐったくて思わずシーツを掴んでやり過ごした。 俺も何で黙ってされるがままでいるんだろう。 すると急にヨシュアが体を離して何か葛藤するように自分の髪の毛をぐしゃぐしゃと弄り始めた。 「これ以上は変な感情は入っちゃうよ、僕ちょっとどうかしてる。」 一人言みたいに呟いてヨシュアは俺から離れていった。 「羽狛さんには上手く言っておくから心配しなくていいよ。それと今日臨時収入が入ったから終わったら一緒に飲みに行こうよ、フフ♪」 「えっ、お、おい!!」 ヨシュアは俺を取り残したままどこか開き直ったように颯爽と去っていった。 完全に置いてきぼりを食らった俺はまだ全裸のまま一人で火照った体を持て余していた。 予約で忙しそうなヨシュアとは対称的に新人の俺は長い時間を個室で過ごしていた。 待機と行っても一応仕事だし遊んでいるわけにもいかず、電話をする相手も当然居なくてただひたすらぼんやりしている。 そうしているとさっきの恐ろしい出来事を思い出して一人心細くなったりしていた。 するとまた突然誰かがドアをノックする。 仕事かと思って緊張しながらドアを開けると案の定羽狛さんが立っていた。 「ネク、仕事だぞ〜」 「次はまともな客ですか?」 仕事って聞いただけでまだ心拍数が上がってしまう。 緊張と恐怖は暫く拭えそうにない。 「こんなとこに来る奴なんて大抵まともじゃねえけどなぁ。でも俺的にはさっきよりは多分ましだ」 さっきよりましという言葉に少しだけ気が楽になる。 緊張で汗ばんだ手を握りしめながら羽狛さんに連れられて対面の時を迎えた。 「新人ってこいつ?間抜けそうな顔してんな。」 「なっ?!」 本日二人目の客はガラの悪そうな若い男。 その割りに全身ガティートで固めてて結構金持ちそうだ。 職業は全くもって不明。 「よ、よろしくお願いします...」 感じは悪いけど今時の若者って感じで変態ではなさそうなのが唯一の救いかもしれない... 怖そうな客にびくびくしながら部屋に案内した。 部屋に入ると態度でかそうにベッドに座ってじろじろ俺の事見てくる。 「あの、服を//」 「あ?その前に自己紹介とかねぇのかよ?」 いきなりハードル高い要求きた! 俺話するの苦手なのに... 「は、はい...桜庭ネクです、今日入ったばっかりなんですけど...歳は15...あっ、18歳です//」 「話すときはちゃんと目見ろよ!ゼタ暗れぇなお前」 こんなタチ悪そうな奴の目なんてまともに見れるかよ! 良く見ると顔に傷とかあるし腕とかタトゥーだらけだし.... すいません、と小さく謝ると彼は一人でさっさと服を脱ぎ出した。 「俺は南師猩、お前俺の事知らねえの?」 「え?!」 俺どっかでこの人と会った事あったか? いや、こんな目立つ奴一回会ったら忘れるはずないよな。 「ホストだ、ホスト!俺ゼタ有名なんだけど。知らねえのかよ!風俗の女は大抵俺の事知ってるけどな。」 「はぁ...」 ホストなんて俺が知るわけないじゃないか、ついこの前までマブスラ好きの普通の学生だったんだ。 「お陰でどの店行っても営業みたいになっちまうから嫌なんだけど男なら営業かけても意味ねぇしな。頼むぜヘクトパスカル!」 「(ヘクト...?)は、はい!」 営業とか良く分からないけど要するに素で気持ち良くなりに来たって事だよな。 うわ、プレッシャーだ… 俺も慌てて服を脱いでシャワールームに案内した。 ぎこちない手付きでタトゥーだらけの体を洗っていると、睨み付けるような視線を感じる。 さっきの変態紛いな視線よりはましだけどこれはこれで落ち着かない。 「初めて男の風俗来たけどお前みたいな普通の奴いるんだな。いかつい奴が出てくると思ってたぜ。」 「ああ、俺も最初はそう思ってました。」 「だよな!」 相変わらず目は怖いけどにやりと笑った顔は意外に子供っぽかった。 有名なホストだそうだけどこういうギャップが人気なんだろうか。 「ホストって、俺良く知らないけど、大変ですか?」 「あ?何お前、やりたいの?俺はただ女から金引っ張るだけ、女は勝手に俺様について来る!すげえだろ!」 「す、凄いですね...」 本能のままに動いて勝手に実績が着いて来るタイプかもな。 天才肌ってやつか...俺には到底無理だ。 一通り体を洗うとやっぱり肝心な所に手を伸ばせずにためらってしまう。 仕事だって分かっているけどやっぱりこんな人のあんな所を触るなんてまだ割り切れない。 俺が不自然に腰の辺りを洗っていると彼は何かを察した様ににやにやと笑い出した。 「お前今日が初めてなんだっけ。ははっ!こんな所で働いてる癖に男とヤった事ねーのか?大丈夫なのかよそんなんで!」 図星すぎて何も言えなかった俺は、顔が熱くなるのを感じながらただ俯くしかなかった。 「だ、大丈夫だっ///」 さっきは変態に強引に誘導されたけど、これからそういう訳にもいかない。 馬鹿にされたようで悔しいのを堪え、仕事だと必死に言い聞かせながら彼のまだ柔らかいそこを泡で包んだ。 「やっぱ男に触られても立たねーな。」 こんな序盤から怖い顔でそんな事言われたら俺自信無くすんだけど... そっち系の趣味じゃないならこんな所来るなよ! そう思って頑張ってそこを洗っていると急に彼が俺の顎に手を添えて上を向かせる。 「なっ何ですか?」 怖い目がじっと俺の目を捕らえる。 恥かしくなって思わず目を逸らすと彼がぽつりと囁いた。 「お、お前ならもしかしたら立つかもなっ///....ほらさっさと仕事しろ仕事!!このヘクトパスカル!!」 シャワーの音で最初の方はよく聞き取れなかったけど、なんか急に彼の顔が赤くなったのでシャワーの温度を少しだけ低く設定した。 それとも...//」 「俺がローションとか好きそうに見えるかよ!!ベッドだベッド!」 よかった、俺マットの講義気持ちよすぎてうろ覚えであんまり自信ないし。 彼の体をひとしきりタオルで拭いてから一緒にベッドに移動した。 我が物顔でベッドに座って足を広げる仕草もやっぱり態度でかい。 「じゃあよろしくな!」 「はい///」 うわ、ついに来た!俺フェラチオなんて上手く出来るかな//いや、そうじゃなくて男のなんて舐められるのかな... こっちの講義も気持ちよすぎて殆ど記憶飛んでるしテクニックなんて皆無だし、でも気合で頑張るしかない。 やっぱり萎えきっている彼の物を触って勇気を出して口に入れてみた。 取り敢えずは石鹸の匂いしかしないし目を瞑ってれば何を口に入れているかなんて考えずに済みそうだ。 「おいおい!そんな顔してしゃくる奴があるかよ!ゼタ間抜けだなお前。」 「ご、ごめんなさい//」 確かに失礼だよな...し、仕方ない。 そういえば風俗の一番の仕事は心遣いだってマニュアルに書いてあったっけ。 とにかく喜んで貰えるように頑張るしかない、これも借金の為だ。 ヨシュアが俺にやってくれた様に上手くは出来ないけれど、自分なりに舌で先の方を舐めたりしてとにかく心を込めて頑張った。 すごい事しているけれどマッサージしていると思えば相手に気持ち良くなって貰おうという気にもなってくる。 「俺仕事でしょっちゅう女抱いてるから不感症なんだよな。まあ精々頑張って残り時間で俺をイかせてみろ!」 残り時間あと40分くらいあるけどその間ずっとしてるのか?!俺の顎耐えられるかな... はい、という意味を込めて上目遣いで彼の顔を見上げるとその怖い瞳と目が合った。 すると彼は急に焦ったような表情を浮かべる。 「そっ、そんな顔するな///こっち見んな///!!このラジアンが!!」 目閉じてたら怒られるし顔見ても怒られる、ってことはここ見るしかないじゃないか//!! 仕方なく股間に視線を落とすとなんだかさっきより固さが増して大きくなった様な気がする。 よかった、一応感じてくれてるのかな// 「ちょっ//ちょっとくらい立ってるからって調子乗んなよ!!このヘクトパスカル!!」 感じているのが恥かしいのか彼は俺を罵倒する様な事ばかり言っている。意味はよく分からないけど... 恥かしいなら何で風俗来たんだろう、なんて疑問に思いながらひたすら俺は口と手で気持ちよくするという作業を繰り返していた。 「なぁ、お前何でこんな仕事してんだ?」 怖い顔の割りによく喋るんだな、ホストって言うのもちょっと納得だ。 一端口を離して手で触りながら再び俺は上目遣いで彼を見上げた。 「俺、借金あるから...」 「クラッシュ!!そんなもんクラッシュしちまえ!!」 ??よく分からないけど借金作ったままを飛べって事か?! そんな度胸俺には到底ないけどこの人ならやりそうだな。 「か、考えてみます」 「だからいちいちこっち見んなって言ってんだろ///!!」 「すいません!」 何で目合わせるとこんなに怒られるんだろう、俺の顔そんなに気に入らないのかな。 再び舌を這わせているとまたさっきより大きくなって完全に勃起していた。 早く仕事が終わりそうだし助かるけれど大きすぎていい加減顎が疲れてくる。 口に入りきらない根元の部分を指で触っていると口の中にしょっぱい体液の味が広がる。 思わず咽そうになったけれどそんな失礼な事は出来ないし何とか飲み込んで耐えた。 「っ...お前みたいな下手クソ逆に新鮮でいいかもな!」 ありがとうございますという意を込めて咥えたまま顔を上げると、急に彼の顔が真っ赤になった。 「ばっ///馬鹿っ見んな///!!!〜っ!!」 すると直後に数回に分けて彼の精液が口の中に放たれた。 生暖かくてどろどろしてて苦いし生臭い。 イくならそう言ってくれよ!! 心の準備もないまま衝撃の味を食らったので思わず吐きそうになったけれど、なんとかうがいするまで持ちこたえた。 ヨシュアに習った通りにベッドサイドにある小さな洗面所にそれを吐き出して、紙コップにイソジン入れてうがいをする。 口の中の環境は最悪だけど不感症と言っていた彼が射精してくれたのはちょっとだけ嬉しかった。 口は悪いけどそんなに嫌な奴でもないし。 「久しぶりに出したぜ、お前結構やるな!」 「ありがとうございます///」 すっきりした顔して笑ってくれたのを見たら、こんな俺でもちょっとは人の役に立つんだと分かって暖かい気持ちになった。 借金背負って風俗に堕ちてレイプまでされかけて人生終わったと思ってたけど、彼の笑顔に少しだけ救われた気がする。 時間はまだ20分ほど余っていて俺は再び彼をシャワールームに連れて行った。 もうすっかり抵抗が無くなって俺の唾液で汚れた彼の下半身を丁寧に洗う。 「なぁ、お前しゃくる以外なんかサービスとかないのか?」 「サービスですか?えっと...//」 俺にはヨシュアみたいに凄い技とか愛撫とか出来ないし、よく考えたら本当に作業みたいに抜くだけしか能がない。 会話も下手だし俺って本当につまらないな... 難しい顔をしながら暫く考えていると彼が怖い顔して俺の腕を引き寄せた。 至近距離でじっと彼が見詰めてくる。 こう見ると目付きが悪いだけで顔立ちは結構かっこいい。 口は悪いけど男らしいし有名なホストって言うのも分かる気がするな。 「早く何かサービスしろっ///」 彼の顔が更に近付く。 意味が分からなくて焦っていると彼は諦めた様に俺の体を離した。 「このラジアンがっ///どこまで間抜けなんだよ!」 「えっ?」 何怒ってるんだ??駄目だ、俺気利かないし意味が分からない。 特にサービスも出来ないまま服を着替えて時間終了のタイマーが鳴った。 「ありがとうございました、まっまた宜しくお願いします!」 部屋を出ようとすると彼が煮え切らない表情で俺を振り返る。 「あのなぁ、また宜しくってんなら電話番号くらい教えるのが接客の基本だろうが!ゼタ頭悪ぃなお前!」 「す、すいません!」 俺今日この人に何回謝ってるんだろう、いい加減情けなくなってくる。 「早くしろっ!」 「え?」 「だからっ電話番号教えろっ///!!」 「は、はい///」 何だかんだ言って気に入ってくれたんだろうか、よく分からないまま俺は名刺の裏に携帯の番号を書いてそれを彼に渡した。 店を出るまでずっと彼は怖い顔して黙っていた。 俺も話しかける勇気が無くて黙ったまま微妙な空気で入り口まで送っていった。 「ありがとうございました。」 軽く頭を下げると彼が仏頂面で俺を振り返る。 「頑張れよ!...まっ//また来てやるから次はキスくらいサービスしろよっ///」 頑張れ以外は急に声が低くなったのでよく聞き取れなかったけど、頑張れって言ってくれたのでどうやら満足してくれたようだ。 皆があんな客だったらいいのにな。 気分のいいままキャッシャーの方に戻ると羽狛さんが手招きしていた。 「どうだ?いい客だったか?」 「はい、結構いい人でしたよ。」 「そうか、よかったな〜。あいつ有名なホストだから金持ってるし上手く引っ張れよ〜。それにお前の事気に入ってたみたいだしな。」 「え?でも俺怒られっぱなしでしたよ?」 俺の事気に入ってる?そんな素振りは全くもって見られなかったような... 「そうなのか?最初にお前の顔写真見て速攻で指名してたから気に入ってるもんだと思ってたけどなぁ。」 「えっ?!本当ですか?!」 意外すぎてにわかに信じられないけれど、もしそうならホストの癖に結構不器用な人なのかもしれない。 そう思ったら急に彼が身近に感じてちょっとだけ好きになれた気がした。 結局この日はあの二人だけで終了。 どうやら会員制らしく高い入会金を払える金持ちしか来れない為誰でも気軽にやって来る訳ではないらしい。 「ネク〜お疲れさん、これ今日の給料な。」 「ありがとうございます!」 初給料は保証期間中なのもあって封筒に一万円が、 1、2...じゅっ、15枚?! たった二人相手にしただけでこんなに貰っていいのか?! これなら頑張れば今年中には借金返せるかも!! 俺が目を輝かせながら封筒のお札を数えていると、後ろからヨシュアに肩を叩かれた。 「ネク君お疲れ様♪フフっ一千万なんてここにいたらあっという間だよ」 俺でこれだけ貰えるなんてNO.1のこいつは一体いくら貰ってるんだろう... 金銭感覚崩壊してそうだな。 「今日あの変態から臨時収入が入ったから飲みに行こうよネク君♪」 「飲みにって、未成年の癖に酒なんか飲んでいいのかよ!」 「その未成年がこんな店で働いてるくらいだからいいんじゃない?ほら、ネク君行くよ。」 「ちょっ…おい!」 ヨシュアに連れ去られる俺を羽狛さんがお疲れ〜と緩い笑顔で見送ってくれた。 next