※この話はED後のネクの日常を管理人が好き勝手想像して書いたものです。 ある意味パラレルな感じなのであしからず!! そして貴方はいつも突然私に甘い驚きを運んでくれるのです。 すばらしきこの学園生活 あの出来事が終わりいつもの日常が訪れた。 いつもの人込み。 いつもと変わらないこの渋谷。 現に友達は出来たけど、やっぱりたまにもしかしたら全て夢だったのかもしれない、と思ってしまう。 見慣れた町並みにまだうっすら残っている記憶の影を重ねながら俺は学校へ向かった。 教室では相変わらずたいした友達はいない。 特に誰とも挨拶しないまま俺は愛着の湧いた机と久しぶりの再会を果たした。 友達でもいればあの日々の話でもするのだろうか。 いや、それでも俺はあの出来事を一生胸に閉まっておくだろう。 あいつの事を口に出して語ってしまったら、 瞬間それは思い出に変わってしまいもう二度と会えなくなってしまう様な気がするから。 後ろから二番目の窓際の席。 俺は此処から見える景色が大好きだった。 グランドの向こうに広がる灰色の無数の虚像物。 それとは対象的に緑や花に囲まれた暢気な学内の敷地。 何れは向こう側の世界に行かなければならないが、 今だけはこの生温い学生生活に浸かっていられるちょっとした優越感が俺は好きだった。 そんな景色を見詰めながら俺は思う。 あの街での出来事。 今ではまるで白昼夢のよう… あいつの姿を再生しようとしても薄い靄が頭を掠めて輪郭しか浮かばない。 ただ、感覚的なものは今でもリアルに再現でき、 触れ合ったのはまだそんなに遠い過去ではない事を思い知る。 朝の柔らかい日差しと共に最上階を通り抜ける秋風が俺の肌を掠めていく。 その涼しさが移り行く季節を感じさせ俺を少しセンチメンタルな気持ちにさせた。 ヨシュア…今どこで何をしてるんだ? もう逢えないのか? 授業開始のチャイムと共に担任が入ってきて教室は静まり返った。 しかし、暫くして再び室内は活気を取り戻す。 隣の席の女子が転校生の話題で盛り上がっていた。 季節の変わり目に転校生なんてそんなに珍しくもなく、 大して興味のなかった俺は相変わらず外の光景を眺めながら感傷に耽っていた。