どれほど時間が経ったのだろうか… だいぶ引き篭もっていた気もするが、悲しい時間は何故か長く感じてしまう。 一時間ほどに感じる時間が案外数分だったりするものだ。 相変わらず涙は止まる気配は無く、如何に強くヨシュアを想っていたかを否応無しに実感させられた。 これが恋ってやつなのか? だったらあまりにも辛過ぎる。 恋とは幸せなものだとばかり思っていたが、 世の中に喜びの恋と悲しみの恋が有る事をこんな幼い年齢で知る事になってしまった俺は恐らく不幸者だ。 そんな事を悟りながら泣きじゃくっていると、ふと、体育館に誰かの足音が響いた。 ?!見つかったら気まずいな… 当然誰も来ないと予想していたので、いざ誰かと鉢合わせる事を考えると内心非常に気まずい。 俺の目は恐らく腫れ上がり頬はまだ涙の筋が乾かず残っている。 ましてや授業中に体育倉庫に引き篭もっているなんて相当な根暗だ。 この体育倉庫は外側からしか開けられないため僅かに隙間を残して扉を閉めてある。 俺は気配を殺してその隙間から外の様子を伺うと、なんと人影はこちらに接近している! どうしよう…苛めにあったとでも言うしかないな… すると予感は的中!ゆっくりと扉が開き、薄暗い室内は少しずつ光に照らされた。 きっ気まずい!! その眩しさと気まずさで思わず目を細めると、光の中から声がした。 「こんなところにいたのかい?何やってるのネク君…」 えええ?!何でっ!! それは今最も会いたくない人物。 「ヨシュア…何でっ」 「何でって…ネク君教室にも戻ってないし電話も出ないから探しにきたんだよ。」 探しに来る意味が分からない!! 俺の事なんてお前にとってはどうでもいい事なんじゃないのかよ!! 「どうしたのさ、その顔?」 「…何でもない…」 何だか全てが情けなくて恥ずかしくなり、俺は思わず顔を背けた。 「いいから見せてよネク君。」 するとヨシュアは無理やり俺の顔を両手で掴むとじっと目を見詰めてくる。 何なんだよっ!もうどっか行ってくれ! 羞恥心とストレスは頂点に達し、俺はヨシュアの手を思い切り振り払いのけると腫れた目で睨み付けた。 「うるさいっ!!もう俺に構うなよ!!いつも電話してる好きな奴のとこ行ってやれよ!!」 居た堪れなくなり体育倉庫を飛び出そうとすると俺より扉の近くにいたヨシュアがその行く手を阻み、 なんと後手で僅かに開いていた隙間を閉ざしロックしてしまった。 「お前何やって!!扉を閉めたらここは内側から出られないんだぞ!?」 「そうなのかい?フフフっそれは好都合だね。」 完全な密室になってしまった室内には唯一すりガラスの小さな窓から薄っすら光が差し込むだけ。 しかもその窓の向こうは僅かな隙間を開けてクラブハウスが建っているため、 それが日光を遮りほぼ光らしい光は入って来ない。 どうやら笑っているらしいヨシュアの表情はあまり読み取ることは出来なかった。 何を考えているのかさっぱり理解出来ない。 「色々と話したい事があるんだよネク君。」 話がある、という前触れなんて大抵いい事ではない。 その一言は俺の不安を煽るには強烈な威力を持っていた。 まさか!!!また何処かへ行ってしまうんじゃ… ヨシュアは俺と羽狛さんの事をまだ誤解していて、しかも想い人が他にいる。 もう俺に会う為にここにいる意味も無い。 「きっ聞きたくない!!!」 俺は恐怖から逃れるために思わず耳を塞いだ。 しかし不安は次第に増していきそれに伴って再び涙まで流れてきた。 暗くて見えないのが幸いだ。 「うっ……どうせ俺…振られるんだろ?」 最早自分が何を口走っているのかも良く分かっていない状態だった。 耳を塞いで目を瞑って…闇の中で感情が先走り、ぽろりぽろりと本心が零れる。 「…ネク君…」 「馬鹿みたいだな…俺勝手に勘違いしててっ…また会えて嬉しかったから…俺っ…」 「…ネク君っ僕の話を聞いてよ。」 すると力尽きてもはや添えるだけになってしまった耳を塞ぐ両手は、ヨシュアによって取り払われてしまった。 暗くて顔が見えない。 お前はこんな俺を怒ってるのか?笑ってるのか? ヨシュアがいる方をぼんやり見詰めていると次第に目が暗闇に慣れ始め、その表情が少しずつ明確になる。 すると予想外にヨシュアは慈しむ様な表情を浮かべていた。 「まず…羽狛さんとの事なんだけど。」 来たっ!! あの状況を誤解だと信じてもらえるだろうか。 しかし、誤解している割にはヨシュアの口調はいたって穏やかだった。 「羽狛さんを殺そうとしたら真実を教えてくれたよ。フフっどうやら僕の誤解だったみたいだね。」 そうだったのか…羽狛さん…大丈夫だったのか? とりあえず分かってくれて良かった。 「うっ…当然だろっ…」 誤解が解けて安心はしたがやはり涙は止まってはくれない。 「それから、さっきの電話なんだけど。ネク君何か誤解してないかい?」 この葛藤の一番の原因を突き付けられ一瞬俺の表情が強張った。 「電話でっ…好きって…言ってたくせに…」 誤解の意味が分からない。 あの時俺は確実に聞いてしまったんだ。 今でも頭の中ではっきり再生できる位確実に。 「一体誰と話してたと思ってるのさ?何時も電話してるのは羽狛さんだよ。」 羽狛さん?何で…まさか… 「羽狛さんっ…なら…納得だな…お似合いかもな…」 「何言ってるのネク君!!気持ち悪い勘違いしないでよ!羽狛さんとネク君の事を話してたんだよ。」 え…?俺の事? それって…まさか/// 「じゃあ…あの言葉はっ…」 「羽狛さんにネク君の事好きかって聞かれたから当然だって言っただけだよ。フフフっ」 「ヨシュア…///うっ…俺っ」 ヨシュアの言葉は俺の凍った心をじんわりと溶かしていった。 情けなく笑ってみせたヨシュアの笑顔は少しはにかんでいる様にも見える。 「分かって貰えてよかったよネク君。これで誤解の件に関してはお互い様って事だね。 最後にさっきのネク君の言葉…フフフ♪僕に振られちゃうと思ったの?」 「っ///とっ当然だろっ!!あんな事聞いたら誰だって///」 途端にさっきの言葉を思い出し再び心臓が焙り出す。 俺っ…どさくさに紛れて告白なんかっ/// でもヨシュアも俺の事好きって言ってくれた…嬉しい… 喜びがじわじわと胸に広がり感極まった俺は再び大粒の涙を零した。 そして幸せな恋を実感するとさっきまでの不幸な俺に別れを告げる事が出来た。 「ねえネク君ちゃんと聞かせてよ…フフっ僕の事好き?」 「…うっ…すっ///…好き…だ…けど…///」 暗闇が背中を押して俺はついにヨシュアに気持ちを伝える事が出来た。 最後の方は殆ど聞き取れないほど小さく呟く様に… 「ネク君…フフフ♪嬉しいよ!」 するとヨシュアは俺の涙の跡に何度かキスを落とすと優しく唇を塞いだ。 「んんっ…」 つい昨日までしていた行為なのに酷く久しぶりに感じた。 お互い気持ちを確認する様に俺たちは舌を丁寧に絡ませ合い、何度も何度も角度を変えながら唇を貪った。 ヨシュア…好きだ…大好きだっ! その気持ちをキスで伝える様に俺はヨシュアの首に腕を回すとより顔を密着させてキスを堪能した。 「んっ…ハァっ…」 長い長いキスが終わり失った酸素を取り戻す。 少し大胆になりすぎた気もするが、暗闇が俺の羞恥心を幾らか軽減してくれる。 暫くの沈黙の後先に口を開いたのはヨシュアだった。 「ハァ…ネク君、セックスしてもいいかい?」 「また///それかっ!!何でお前はそんな事ばっかり///」 何となく覚悟は出来ていたが改めて質問されるとやはり体が強張る。 「言葉が足りないからだよネク君。だから体で確信するしかないんだよ。分かるかい?ネク君。」 一見ただの我が儘の様に聞こえるが、その一言はヨシュアの多大な苦悩や切なさを表していた。 今なら分かる気もする。 俺が何も気持ちを伝えなかったからヨシュアが強行するしかなかった事。 又、ヨシュアは確実な言葉では無くて触れ合う事でそれを実感させようとしてくれた事。 どうして気付かなかったんだろう。 ヨシュアはあんなにも優しく大切に俺に触れてくれたのに。 子供だな…俺… 「…俺っ…うっ…初めてだったんだ…あんな事するのもっ…こんなっ…気持ちも…」 恋をしたのも…初めてだったんだ… だから解らなかったと言うのもあまりに子供じみているけど… 自分の言葉が如何にヨシュアの気持ちを冒涜したか気付いてしまい、後悔の念に苛まれていく。 込み上げる涙は止まらない。 「ネク君…それなら仕方ないね。フフっ今はここで誰かが開けてくれるのを待つとするよ。」 意外にもヨシュアはあっさりと身を引くと頭の上で手を組み俺の隣に寝転がった。 え…?!そうじゃないだろ!! 確かに不安で怖いけど… 言葉だけでは足りないという気持ちがみるみる膨れ上がり、ついに俺は勇気を振り絞った。 「…よっ…ヨシュアっ//」 「ネク君?…っ…!?」 仰向けのヨシュアにキスしようと顔を近付ける…が、すんでのところで赤面したまま固まってしまう。 受け入れるのは簡単だが自分から行動するのは思ったより勇気がいるようだ。 「フフフ♪ネク君固まってるよ?」 「うっうるさいっ///」 勢いにまかせて口付けるとガチっと音を立て歯と歯がぶつかった。 う…恥ずかしい!! 自分の稚拙なテクニックが思い知らされる。 緊張の余りそれ以上進められなかった俺は慌てて唇を離した。 ヨシュアは名残惜しそうに俺が触れたその唇に指を這わせている。 「フフフ♪今のは了解したって事でいいかい?」 「う///…かっ勝手にしろよっ!!」 「ネク君…嬉しいよ♪フフっ♪もう逃げられないからね。」 するとヨシュアは俺をマットに押し倒し、してやったりという様な顔をしている。 もしかして…俺嵌められたかもな… ヨシュアの器用な指先が俺のネクタイを外していく。 上着も脱がされシャツのボタンも全て外されてしまった。 「ちょっ!!待っ///」 その素早さに思わず躊躇してしまう。 俺…ホントに今からセックスするんだよな/// 「何だい?悪いけど待たないよ。」 「うっ…分かってるよっ///」 晒された肌が空気に触れて肌寒い。 すると首筋にヨシュアの温かい唇が触れきつく吸い付いた。 初めてではなかったのでその擽ったさが快感である事を体は知っている。 「っ…」 全身に力を入れて声が漏れそうになるのを堪えた。 しかしそんな努力も虚しく、ヨシュアは俺の胸や脇を撫で回すと両方の乳首を指で愛撫し始める。 「ん…///」 痺れる様な刺激に耐えられず思わず表情に出てしまい、感じている顔なんか見られたくなくてつい顔を背けた。 ヨシュアの指は執拗に乳首を攻め続ける。 その所為ですっかり赤く腫れてしまい、より敏感になってしまったそこは更に強い快感を生み出していった。 「んっ///…ぁ…」 首筋に散々キスを落としていた唇は徐々に下に降りていき、指で弄んだ乳首に優しく触れる。 「っ!…ん…」 指に変わり生暖かい舌が転がす様に愛撫を始めた。 再び強い甘い痺れが全身を駆け抜ける。 「んっ…ぅ…」 ヨシュアがたまに強く吸い付くと何だか子猫みたいで少し和んでしまう。 しかし体は次第に高ぶっていき、間もなく下半身が疼く様な感覚に囚われた。 うっ///…気持ち悪い… 勃起したまま下着に納まっているというのは大変不快なもので、ましてや濡れているとなると尚更だった。 「ヨシュア…///」 さり気なく目で訴えると、ヨシュアの手がベルトに触れる。 「ネク君もう勃っちゃったのかい?フフフっ敏感さんだね。」 「〜っ///うるさいっ!!」 ベルトが器用に外されズボンを脱がされた。 俺は下着一枚にシャツだけ羽織っている、という実に情けない姿になっている。 何で俺ばっかり…/// 「その…お前は…脱がないのか?」 「僕?フフフ…ネク君そんなに僕の裸が見たいのかい?ふぅ…仕方ないね。」 「そっ…そうゆう訳じゃ///」 ヨシュアはかっちり着こなした制服を一枚一枚脱いでいく。 白くしなやかな上半身が露わになり、ベルトに手をかけると下着ごと脱ぎだし始めた。 「まっ待て〜///!!」 別に男同士なのだし大した事なんかないはずなのに妙に照れ臭いのは何故だろう… 「何だい?下も脱がないとセックス出来ないよネク君…」 「う…確かに…」 ヨシュアは全く照れる事も無く服を脱ぎ去った。 相変わらず大胆だな… このヨシュアの性器が今から自分に入るなんて生々し過ぎてとても直視出来ない。 「さあ、ネク君も脱いでよ♪」 「しっ…仕方ないな…」 どうせ暗闇だから、という安心感が手伝って俺も下着を脱ぎ去った。 何度か見られている筈なのに、全裸になるとやはり羞恥心から膝を立てて内股になってしまう。 う…恥ずかしい/// 「ネク君それじゃあ出来ないよ♪」 するとヨシュアがあっさりとその膝を割り股間を露わにすると、 俺の腹に付くくらい勃起してしまった性器に軽くキスを落とし躊躇いなく口に入れた。 「んっ!!…ふ…」 ヨシュアは敏感な裏筋に舌を這わしながら陰嚢を優しく揉みしだいていく。 それは自分のよく知った感覚とは随分異なった強烈な刺激だった。 「…ふっ…あ…」 もう湧き上がる声を抑えるなんて出来ない。 声を出して発散でもしないと溢れる快感に囚われてしまいそうだった。 ヨシュアが口の中に全てを収めると、今度は舌を絡めながら上下に口をストロークさせていく。 「う…あぁ…だめだっ…もぉ…」 何で…俺…こんなにすぐ///!! 既に初めから射精する間際程の快楽を得ていた為、その時は即効でやって来た。 じわじわと背筋を甘い快感が駆け登り、足の指先がちりちりする。 直ぐにヨシュアの頭を離そうと柔らかい髪に手を添えるが、すぐに脱力しあまり意味を持たないものになってしまう。 「…う…イク…ヨシュアっ…あっっ///!!!」 立てていた膝を震わせて俺は数回痙攣しながらヨシュアの口に射精した。 「ハァ…悪いな…またっ…俺///」 「フフっ相変わらずまずいけど今日は流石に薄いねネク君♪」 「うっ///当然だろ!!ここんとこ毎日…///」 毎日している割には早かった自分が途端に情けなくなっていき俺は言葉を詰まらせた。 「悪かったと思うならお詫びしてよネク君♪」 するとヨシュアは俺の体に跨がると、両手で俺の頭を持ち上げなんと自分の股間を突き付けた。 「フフフ…舐めてくれるかい?僕視覚的な刺激だけじゃあんまり反応しないみたいなんだ。」 「うっ////」 その割には十分膨脹している様にも見えるが、それは自分と比べているからだろうか… 実際男に欲情なんてそう出来るものではないが、愛しい恋人に尽くしてあげたいという強い気持ちが俺の背中を押す。 ヨシュアだってしてくれたんだしっ…やるしかない…よな…/// 手で固定して恐る恐る先端を口に含む。 熱い… すると少しだけ硬さが増したのが伝わった。 ヨシュアがしてくれた様に舌を這わせて、敏感な裏側を舐める。 「ん…ネク君っ…もっと奥まで舐めてよ…」 ヨシュアは多少乱暴に俺の髪を掴んで頭を固定すると、奥を目掛けて少しだけ腰を進めた。 「っ…う…」 それは喉に届くほど大きく、思わずえづきそうになったが堪えて俺は必死で行為を続けた。 変わりに目には涙が滲んでしまう。 「フフっ…流石ネク君…いい仕事してるね♪」 う…もう…限界だ!! すると限界を察してくれたらしいヨシュアが俺の口を解放した。 慌てて失った酸素を取り込む様に大きく呼吸した。 「ハァハァ…苦しっ…」 「フフフ…上手だったよネク君!」 ヨシュアは子供扱いする様に俺の頭を軽く撫でる。 何だか主導権を握られっぱなしで少し面白くなかったが、 かといって自分には何の知識もないので仕方なく大人しく従う事にした。 「ネク君今日は大人しくしててよ?」 するとヨシュアはすっかり脱力していた俺の両足を持ち上げ、膝が肩に付くくらい体を屈折させてきた。 「うわぁぁぁ///!!!」 下半身の全てがヨシュアに晒されている! ある程度は割と慣れてしまったが、流石にあんな穴まで見られるのは耐え難い。 無理だぁぁぁ〜恥ずかしくて死にそうだ///!! 「ネク君落ち着いてよ!フフっ♪今からもっと恥ずかしい事するんだからね。」 そしてヨシュアの顔が俺の陰部に埋もれていく。 「まっ…まっ///待て〜っ!…うあぁっ!」 今まで自分すら触れた事のなかった場所が、初めて味わう妙な感覚に襲われる。 く…擽ったい/// ヨシュアがそんなところを舐めるなんて!! ヨシュアに対して物凄い罪悪感に見舞われる。 「んっ…フっ…くっ…」 しかしそんな心境に相反して擽ったさから沸き上がる俺の声は… 「ちょっとネク君!何笑ってるのさ!」 「うっ…だって///擽ったいだろ?」 「ふーん。じゃあこれでも笑ってられるかい?」 するとヨシュアの細い綺麗な指が濡れたその穴に触れ、ゆっくりと内部に侵入した。 「いたっ!!おいっ…やめっ///」 入口を押し広げられる遺物感と痛みで思わず体がすくむ。 「仕方ないよネク君。我慢してくれないと僕が入れないよ…」 う…ヨシュア… もうこんな事直ぐにでも止めたかったが、申し訳なさそうに俺を気遣うヨシュアの口調につい胸を打たれてしまう自分がいる。 俺だって…お前としたいよ/// でもやっぱり辛い!! ヨシュアは指を更に奥へと進ませ、そこは全てを飲み込んだ。 「う…」 ヨシュアの指が中を惑乱してゆく。 き…気持ち悪い/// 「ん…」 正直ただ痛くて不快なだけだったが、ヨシュアの為に仕方なく堪える自分のいじらしさには本人もびっくりだ。 少し慣れてきた頃ヨシュアが更に指を増やそうと入口を広げた。 「いてっ…う…もう無理っ///」 「ネク君頑張ってよ!後でもっと痛い思いしてもいいのかい?」 指が増え中をまさぐる度に入口が収縮する感じが気持ち悪い。 それでもその感覚に慣れる為意識を集中していると、少しづつ違った感覚が体を支配していった。 奥の方を触られる度にむず痒い様な刺激が生まれる。 「ぅ…ん…」 痛みを忘れる為にその感覚を必死で追った。 それは次第に甘くやんわりと全身に行き渡る。 何だろうこれ…ちょっと…気持ちいい///… 「フフフ…ネク君気持ちいいのかい?」 「え…?…ん…ぁ…」 いつの間にか半分程意識が飛んでいた事に気付かされた。 ヨシュアの手が俺の陰茎に触れ、いつの間にか勃起している事に驚いてしまった。 前と後ろを同時に愛撫され、快楽の波は急に激しさを増す。 「あっ…ん///…ぁ…」 今まで味わった事のない刺激ばかりで自分の体が自分でないような奇妙な感覚に囚われていった。 俺の体…どうなるんだろう… しかしそれがヨシュアによって生み出されているのが何だか嬉しい気がしていた。 指が引き抜かれ名残惜しそうに中が収縮する。 「ネク君、もう一回濡らしてくれるかい?」 再びヨシュアのを舐める様に指示され、顔の前に晒された勃起したそれに舌を這わせた。 自分の下半身も愛撫されながら、ぼんやりした意識の中ヨシュアの陰茎を口にくわえる。 俺の中にこんなの入るのかな… 「フフフっしっかり舐めないとネク君が痛い思いをするからね…」 不安を掻き消す為に俺は必死でヨシュアのを舐め続けた。 キーンコーン… 授業終了のチャイムが遠くに鳴り響く。 …っ!? 「ヨシュアっ///」 正気を取り戻した俺は慌ててヨシュアのを手放した。 「大丈夫だよネク君。体育館を使うクラスは暫くいないみたいだったよ。」 いつの間に調べて来たのだろう。 相変わらず根回しがいいのがヨシュアらしい。 「そっか///…っておいっ!!」 すると両足が勢いよくヨシュアの肩に担がれ、穴に熱く硬い物が当たった。 全てを受け入れる覚悟を決めた俺は衝撃に備えて固く瞳を閉じた。 「…ネク君力抜いてくれないと入らないよ。」 「そ///…そうか?」 体はがちがちに緊張していたが、ヨシュアの為に一先ず深呼吸すると、 「いっ!!!痛ぁ〜〜っ!!!」 俺の絶叫が狭い体育倉庫に反響した。 俺の力が抜けたその一瞬でヨシュアが先端を半無理矢理挿入したらしい。 「ハァ…すぐ慣れるよネク君♪」 「むっ…無理だっ…うっ…」 しかし俺の意思とは無関係にヨシュアは奥まで腰を進めていく。 「ふぅ…全部入っちゃったねネク君♪♪」 ヨシュアは俺の腰を浮かせるとわざと結合部分を見せつけてくる。 「〜っ///!!」 痛い〜っ!!俺っ…もう駄目かも!! もはや羞恥心も吹っ飛ぶ程その圧迫感はと痛みは最強だった。 「フフ///この中に僕のが入ってるんだよネク君…」 ヨシュアは慈しむ様に俺の腹をさすり、恍惚の表情を浮かべていた。 う…///なんかかわいいな… そんなヨシュアについ愛しい感情が湧いてしまい、やっぱり我慢してしまう俺は健気だ。 暫く入れたままだったヨシュアが中でゆっくりと腰を動かし始める。 「いっ…あ…」 擦れる様な痛みに耐えながら、締め付けないように力を抜くのが精一杯でとても気持ち良くなれるなんて思えない。 でも不思議と後悔は無く、ヨシュアの気持ち良さそうな顔を見るだけで幸せな気持ちが溢れてきた。 「んっ…あ…」 次第にヨシュアが性急に腰を動かす。 そして苦痛ですっかり萎えてしまった俺のものを再び手で愛撫し出した。 「ふ…あっ…」 それによって少しだけ苦痛が和らいでいく。 するとヨシュアが俺の両足を肩から降ろすと、足首を持ち思い切り両足を開脚させた。 「うぁっ///…んっ…」 さっきよりも更に結合部がヨシュアに晒される。 こっ///こんな体制でっ/// そしてそれによってヨシュアがより奥へと入ってきた。 「うっ…あっ…あぁっ///」 角度が変わったせいか先程よりも違った場所を刺激され、再びあの感覚がじわじわと苦痛を退けていく。 あっ…また…変な感じだな… ヨシュアの手で感じている所為もあるが、それとは違う内部から痺れるような甘い疼きはやがてあらゆる感覚を支配した。 「あっ///…ぅあっ…んっ////」 すごい…何だこれ///気持ち良すぎる… 「ん…ネク君っ…もうイっていいかい///?」 するとヨシュアが一旦静止して切ない顔で俺に話し掛けてくる。 こんな顔して俺の中でヨシュアが感じていて、しかもイきそうだなんて思ったら胸がキュンと高鳴った。 ヨシュア… 「俺もっ…もっかい…イくっ///」 「ネク君…」 ヨシュアは静止したまま、俺を絶頂に導く為に陰茎を手で扱き出す。 更に先走りが溢れ、それはすぐに射精の準備を始めた。 「あっ…もう…俺も無理っ///」 「わかったよネク君…」 そしてヨシュアが再び俺の中で激しい律動を繰り返す。 「あっ…ヨ…しゅあ…あぁっ///!!!」 最高に硬くなったヨシュアのもので中を掻き乱され、 内部からの強い快感と直接的な性器の刺激で目の前が真っ白になるのを感じながら俺はイってしまった。 既にあまり濁りの無い濃度の薄い精液が俺の腹や胸に飛び散る。 「んっ…あ…ネク君!」 すぐ後に中でヨシュアの性器がビクビクと痙攣し、俺の中に熱い精液が注ぎ込まれた。 「ふぅ…ネク君、疲れちゃったよ…」 ヨシュアはまだ繋がったままぐったりと俺に圧し掛かる。 「ハァ…俺も…色々あったから…」 「でもやっとセックス出来て嬉しいよネク君♪フフ♪」 「う///…まぁ悪くないかもな///」 射精して理性が十分働いている状態で出た言葉は間違いなく真実だろう。 うん、俺は後悔もしていないし今はとっても幸せな気分だ! 後始末をする為の準備など想定もしていなかったので、 ヨシュアの高そうなハンカチが犠牲になってしまった。 「もう!仕方ないけど最悪だよネク君!」 「また買いに行くしかないな…」 ヨシュアは精液塗れになってしまったハンカチを見て嘆いている。 「あぁ、そういえばネク君、思わず中に出しちゃったけど妊娠しちゃったら僕の所為だね♪フフフ♪」 「お前何言ってるんだよ。俺は男だぞ?」 「あれ?ネク君まさか知らないのかい?男同士でも中出しすれば出来ちゃう可能性もあるんだよ?」 またヨシュアの嘘だろうと思ったが、実際妊娠のメカニズムの知識なんて全く無い俺は正直一瞬戸惑った。 「…嘘だろ?何言って…」 妊娠ってセックスしたらするものなのか? よく分からないけど俺男だし… 「フフフ♪お腹に精子が入ったら妊娠するんだよネク君♪」 「なっ!!!そうなのか?!」 お腹が大きな妊婦さんを思い浮かべると何だか妙に納得してしまう… どっ!!どうしよう!! 「お前!!何て事を!!!本当に出来てたらどうするんだよっ!!」 「その時は一緒に考えようねネク君!フフフっ♪」 「笑ってる場合かよ!!!」 その後体育倉庫の扉が開かれたのは既に午後だった。 その間何度かヨシュアに襲われ計3回もさせられて俺の足腰はズタズタだ。 ヨシュアは疲れただの何だのと御託を並べていたが、 俺は妊娠の事で頭が一杯であまり集中出来なかったような気がする。 扉が開き明るくなった倉庫内をよく見てみると、 マットに僅かな血の跡と飛び散った粘液が付着していたのは見て見ぬ振りをするしかなかった… そして今日の帰り道。 「ネク君モルコでも寄って行こうよ!僕ハンカチ買わなきゃ。」 「それならカドイに行こうぜ!俺セレクトショップ見たいし。」 「嫌だね!あそこの店員ネク君に馴れ馴れしいんだよ。ネク君の事好きなんじゃない?」 「なっ!!何言って///そんな訳ないだろっ!!」 一緒に下校してまた渋谷に向かうなんて初めてで少し照れくさかったが、俺は凄く幸せだった。 こんな日がきっとこれからずっと続くいていく。 この学園生活で恋をする事と体を重ねる意味を学んで俺の世界はまた少し広がっていった。 俺は最高に今を楽しんでるよ羽狛さん!! そしてこれからもこの厄介な恋人に振り回されながらこの世界に感謝していくんだ。 このすばらしき学園生活をありがとうヨシュア! まだ恥ずかしくてちゃんと言えないけど これからもずっと一緒にいような…大好きだよ… END おまけ 後日、社会科準備室にて− 「羽狛さん…その///…妊娠したらどんな兆候が出るか知ってますか?」 「はぁ?…まさかネク!!お前どっかの女を孕ませたのか?!」 「まっ!!まさか///!!!その…自分の体が心配で///」 「はぁ???どういう意味だよ??」 「その…あの///…ヨシュアが…中に出したから危ないって!!!」 「え?!ネク…ふっ!あははは!!お前自分が妊娠すると思ってるのか?」 「だって…ちっ違うのか?」 「お前ヨシュアに騙されたんだよ!あはははは!!素直な奴だなぁ〜」 「そっそんな!!俺真剣に悩んだのに!!」 「その悩んだ結果はどうだったんだ〜?」 「う…産むしかないだろうと思って…」 「あはははは!!!今度保健体育の授業でもしてやるよ♪」 おまけ終わり(笑) はぁ…やっと終わった連載!!! めっちゃ長くてすいませんorz 最後まで読んでくださって有難うございます!!! 念願の体育倉庫でエチが書けて満足満足♪ 初エチ描写がネクの初々しい気持ちをリアルに書きたかった為に長すぎてすいませんすいませんorz!! またいつか続きが書きたいです♪ --------------------------------------------------------------------------------