「ネク君いくよ♪」
「勝手に決めるな!!」
ネク君とそつ無くバトルをこなしている内に少しずつシンクロ率も上がり、
「別世界へ」
「誘ってあげる♪」
今ではすっかりネク君もノリが良くなった。
戦闘も息がぴったりで見えないネク君の僕を気遣う心がじわじわと伝わる。
ネク君の息遣いや鼓動をいつも一緒に感じられて幸せ真っ只中の僕はバトルよりもそっちの方に夢中になっていた。
油断大敵って言うけどまさにその通りだね。
まさか自分があんな淫靡な罠に掛かってしまうなんて。










かわいい罠





勇気をたくさんつけてすっかり羞恥心の無くなったネク君とお揃いで今日は女子高生の装備をした。
僕はもちろんお嬢様学校のブレザーの制服でネク君はセーラー服。
可愛いネク君の姿も拝めたし今日のバトルは一段とテンションが高い。
そんな僕の前に最初の獲物がやって来た。
しかしその姿に僕のテンションは一気に降下してしまった。
「ネク君…なんか変なノイズがいるよ。」
僕の目の前にやたらグロテスクで蛇の集合体の様な不気味なノイズがいた。
他のノイズと違って何かの生き物の形にも見えないし、どちらかと言うと植物の様な何か。
それはただただ不気味に蠢いていた。
「こっちにはそんなの見えないぞ?お前に任せる!」
ネク君の方には居ないみたいだけど…
正直こんな気持ちが悪いノイズ相手にしたくなかったしネク君に任せようと思ってたのに。
一体誰がこんな悪趣味なノイズ精製したんだろう。
「えー…僕がやるのかい?気持ち悪いよネク君…なんか変な色だし湿ってて糸引いてるし」
「気抜くなよ!」
僕の愚痴なんかに付き合っていられないといった感じでネク君は聞く耳持たず。
とても戦う気が起きなくてネク君と僕のとっておきの技が出せるまで暫くさぼる事にした。
ノイズは攻撃してくる気配も無いし目を閉じてじっとしているとまたネク君の息遣いを感じる。
僕が中々動かないことを察してちょっと心配しているみたいだった。
ネク君はいつも一生懸命で優しい。
そんなネク君を僕はもうずっと前から見ていた。
早く僕の気持ちに気付いてよネク君。
すっかり戦意を無くしてネク君に夢中になっていると突然何かに足元を掬われて尻餅をついた。
「いったぁ…」
慌ててノイズの方を見ると距離は変わっていない。
しかし足元には触手の様な不気味なものが絡み付いていて、それはあのノイズの一部だという事を理解する。
「うわっ!ネク君っ!!」
足元にべったりと付着した粘液に悪寒がして思わずネク君に助けを求めた。
「どうした?!無理するなよ?」
「ネク君!なんか変だよこのノイズ!!」
そう言っているうちにいつの間にか周りを触手に囲まれてしまい僕は逃げ場を失った。
足首を捕らえていた触手がどんどん伸びてきて僕の腰の辺りまで絡み付いて来る。
こんなの見た事ないし戦い方すら分からない。
「ちょっ、ネク君っ!!まだあの技出せないのかい?!」
「もうちょっと待ってろ、しっかりしろよ!」
「そんな事言ったって…うわぁ…」
足にぶよぶよとした触手が次々と絡んで得体の知れない粘液が僕の白くて綺麗な肌を汚していく。
完全に足を捕らえられてしまい身動きが取れないでいると今度は腕に絡み付いてきて両手を拘束されてしまった。
その粘液は異臭を放ち、息を吸うだけで頭がくらくらする。
僕は汚い物やグロい物は大嫌いなのに!!
全身に鳥肌が立って寒気がした。
「ネクくん…もう駄目だよっ…」
「おい、しっかりしろよ!やばかったら逃げてもいいからな?」
そんな事言われてももう逃げられないよネク君!!
最悪な事にその粘液は僕の服を溶かしていってるみたいでいつの間にかスカートがぼろぼろ。
おまけに服の内部にまで侵入してきて直に肌に触れていく。
ぬめぬめとした感触に吐き気がして精神もどうにかなってしまいそうだった。
おまけに僕の乳首の辺りをしつこく這い回るものだから変な気にさえなってくる。
「ハァ…」
苦しい息の合間にたまに甘いため息が漏れているなんて絶対に認めない。
次第に触手が下着の中に進入して萎えまくっているペニスにまで絡みつく。
割と潔癖な僕は不衛生極まりないその出来事に思わず顔を引き攣らせてしまった。
「ネクく〜〜ん!!はやく!!」
「くっ…ヨシュア、こっちも結構手怖い」
ネク君に助けを求めてもどうにもならない、なんて事は分かっていても叫ばずにはいられない。
やがて触手は僕の顔にもやって来て頬にぴちゃっと粘液が付着する音がした。
「ねっネクくんっ!!危ないよっ!!」
「え、ヨシュア?!…ま、待ってろよ」
僕の声が尋常では無い事に気が付いてネク君が不安で一杯になるのが分かった。
それが戦闘にも悪影響を及ぼして苦戦してしまっているみたいだ。
仕方がないけれど僕は出来るだけネク君に心配をかけないように声を殺して耐える事にした。
戦闘が長引けば僕の被害が大きくなる一方だし。
じっと耐えていると体中を触手がざわざわと這い回る感覚がより敏感に伝わってくる。
触手が優しく僕を撫でる様な動きをするものだから次第にまた変な気分になってしまった。
「あ…」
ペニスに絡んでいた触手が粘液を滑らせて優しく蠢くものだから下半身が勃起した感覚を思い出してしまう。
そう思ったらもう意識せずにはいられなくて下半身から這い上がる快楽に身を任せているとペニスが完全に勃起してしまった。
こんな得たいの知れない汚物にこの僕が感じているなんてどうしても認めたくないけれど、
迫り来る吐精感がそんな僕のプライドを消し去っていく。
「あ…いやだよ…んんっ!」
体が数回痙攣して精液が勢いよく放たれていく。
一瞬何も考えられなくなっていたけれど直後に物凄い罪悪感に襲われて軽い自暴自棄に陥った。
ネク君は僕の為に一生懸命に戦っているのに。
しかしそんな風に落ち込んでいる余裕は与えられず触手は僕のお尻の辺りを這い回ると割れ目に沿って動き出す。
「あ…やだ…ネクくん…」
「ヨシュア?なんか声変だぞ?大丈夫か?」
「あ、う、うん…平気だよネクくん」
さっきから心配したネク君が何度も回復してくれるんだけど生憎体力は万全なんだよね。
ただ精神の方がちょっとどうにかなりそうだよ…。
それでもネク君の戦闘に支障をきたさない様に声は精一杯平常を装った。
お尻をまさぐっていた触手に必死で耐えていると、今度は触手が僕のアナルを探し出しそこに進入しようとしてくる。
僕の肌だけじゃなくて内部まで汚されるなんてもう卒倒してしまいそうだったけど、
意識を失ったらネク君のサイキックが発動しなくなってしまうかもしれないし仕方なく耐えた。
この禁断ノイズ精製した誰かは絶対悪趣味で変態だよ!!
見つけたら絶対に殺す!!
そう思っている内に触手が僕の中に入って来てもう怒る余裕も無くなってしまった。
「あっ…ん…やだよっ…」
このまま腸の中を這い回って胃から口まで塞がれて僕はこんな所で死ぬのかな、
なんて思っていたらある程度奥まで入ると触手が出たり入ったりしてまるでセックスしているみたいに僕を犯す。
この触手は意思でもあるのだろうか、だとしたらどんな変態な意思なんだろう。
内部を圧迫される様な気持ち悪い異物感と入り口が裂けるような痛みに耐えていると次第に下腹部が疼き出す。
「ハァっ…あぁ…」
気が付かない様に意識していたけれど触手が前立腺らしき箇所を掠める度に甘い疼きが僕の体を駆け巡る。
何度も何度もそこを擦られてもう自分に嘘がつけないくらい快楽は大きいものになっていた。
「んっ…あっ」
「ヨシュア、具合悪いのか?!」
つい変な声を出してしまうからネク君が心配している。
だから認めたくなかったんだよ、こんな快感。
「うん、こっちはもう終わるよ…ぁ…ネクくんも早くたのむよっ」
「ああ、気抜くなよ!」
ネク君とまともな会話なんか出来なくてもう嘘でもつくしかなかった。
早く終わって欲しいのは本当だけれど。
僕の中を犯す触手の痛みにも大分慣れた頃、再び入り口に痛みが走ったと思ったらもう一本触手が侵入している様だった。
「う…やだ…」
腰を捩ってもどうにもならなくてされるがままになっているともう一本が中に入って来て二本がばらばらに僕の中を行き来する。
「あっ…ん…」
その動きが絶妙に僕の性感帯を刺激して堪らず声を漏らした。
ネク君を心配する気持ちよりも快楽の方が強くてもう声を抑える余裕も無くなっていた。
僕の内部を犯しながら、湿った触手はまるで舌の様に僕の全身を嘗め回す。
敏感な乳首やまた勃起してしまったペニス、皮膚の薄い首筋や内腿、何故だか僕の性感帯を全て知り尽くしている。
まるで大勢の気持ち悪い男に体中を嘗め回されているような感覚。
ぞっとするけれど気持ちいいみたいな不気味な感覚だった。
次第に触手が口の中にまで無理矢理入ってきてまるでフェラチオさせるような動きをする。
「ん…ぐ…」
変な粘液の味が口の中に広がって吐き気がするけれど、それを舐めているうちにどんどん頭がぼんやりしてきて体中の感覚が敏感になっていく気がした。
この液体は催淫効果でもあるのだろうか。
「うっ…ふぁ…」
感度がどんどん増してきて僕の体が何度も震える。
もう堪らなくなって自分の腰が揺れているのを必死で気が付かない振りをした。
さっき出したばっかりなのにもうイきたくて仕方がなかったけど、ペニスに絡んだ触手の動きが優しくて、もどかしくて仕方が無い。
イきそうでイけないふわふわした境界を彷徨いながら生殺しのような快感を味わっていた。
いつの間に理性が飛んだのかもうちょっとこのままでいたいとすら思ってしまう。
まるでドラッグでも注入されたみたいだ。
次第に下半身の気持ち良さがどんどん増してきてまた射精しそうになる。
頭の中もどんどん空白になっていく様に感じた。
「あっ…んっ…もう、ネクくんっ…イくよっ」
「えっえ?!ちょ、勝手に決めるな!!」
「ああっ!」
びくびくと体を震わせながら精液が飛び散るその白い軌道をぼうっと見詰めていた。



挿絵
キリコ   タマイ様 (HP:チヒサナセカイ)    夢卯様(HP:neutral)


携帯はこちら 


「おい!ヨシュアっ!」
「ん…ネクくん…」
気が付くと目の前にコンクリートの地面があった。
体中に付いた粘液が冷えてすうすうとした寒気を感じる。
「大丈夫か?一体どんなノイズだったんだよ?!」
ネク君が心配そうに僕の上半身を起こして必死に問いかけている。
「え///」
色んな事を瞬時に思い出して顔が熱くなるのを感じるとネク君が変な顔をした。
「何顔赤らめてんだよ、気持ち悪いな。頭でもやられたのか?」
酷いよネク君…セーラー服にランドセルなんか背負っちゃってるネク君に言われたくないよ。
正気に戻った僕は体を起こすと殆ど服が無くなっている事に気が付いた。
「ほら、取り合えずこれでも着ておけよ」
ネク君が僕にそっと着替えを渡してくれた。
優しいね、ネク君、口では悪態付くけど結局優しいの僕知ってるよ。



「ねえ、ネク君」
「何だよ」
黙々と歩き続けるネク君は今どんな顔してるんだろう。
きっと笑ってるよね。
「何で僕の服これなんだい?」
「な、何でもいいだろ、文句言うな!行くぞ」
だって僕の服なんでかにゃんタンの気ぐるみなんだもの。
「ねえ、ネク君他の服貸してよ!こんなの厚ぼったくて歩きにくいよ」
「うるさいな、それなら戦っても破れないだろ」
ああ、ネク君なりの気遣いって訳だね、納得したよ。
ありがとうネク君。
「今度はちゃんと助けてよ、僕か弱いんだから♪」







END








絵チャでの会話から発展してこんな物が出来上がりました!!!
触手萌え!!!
タマイ様と夢卯様に挿絵を提供して頂きましたがクオリティが高すぎて私の絵と文がついていけないのですが(笑
しかも私の絵は意外にあんまりエロくないという…
好きなところの挿絵を描いて頂いたんですがお二人ともフィニッシュを描くとはかなり高等なヨシュア愛です!!(笑
触手なんてネタとしてもギャグっぽいのでギャグ調な文になってしまいましたが、
頂いたイラストを見るともうちょっと幻想的な感じで書けばよかったな…
ちなみに触手ノイズ作ったやつは羽狛のおじさんです(笑
きっと影からこっそり見て携帯で連写してるはず…
ほんとに下らない駄文ですが素晴らしいイラストが拝めたので書いた価値ありました!
もし我こそはという奇特な方がいらっしゃいましたらまだまだ挿絵募集中(笑)